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Backstage Snapshots and Exclusive Interview with Breakout Brand "Matohu"

matohuとのインタービュー&バックステージスナップを公開

まとふバックステージ


Matohu is one of those brands that kind of takes everyone by surprise: at first it seems a little 'off', maybe a little strange and very much in its own world, until you finally realize it takes a little bit of explaining and then it becomes this wonderful discovery.

This brand is run by Makiko Sekiguchi and Horiyuki Horiguchi, both graduates of Bunka Fashion College and ex-patterners for Comme des Garcons, Yohji Yamamoto, and Bora Aksu in London. They merge old- time artisanal techniques to create collections of column robes that are based on a certain object from a past ancient era. It is one of the brands I predict for future breakout success, and for the 2010 SS season I requested an extensive interview and backstage access for their show.


matohuという東京コレクションのブランドを紹介します!まとふは今年の毎日ファッション・グランド・プリ賞で新人デザイナー賞を受賞したので英字新聞ジャパン・タイムズの依頼により、独特インタービューとコレクションのバックステージスナップの許可を得て取材を~

まとふは:

「matohu」日本古来の独特な表現である「纏う」と、固有の美意識の成熟を「待とう」という2つの意を持つ。
 和装と洋装を融合し、固定概念や常識にとらわれない新しい表現を提案。確かなパターン技術と、染めや織りなど素材を活かした服作りが特徴。定番アイテムは長着。

 「慶長の美」をテーマに、10シーズンに渡るコンセプトに基づいたコレクションを展開している。欧州をはじめ、海外からの評価も高い。


まとふバックステージno2


ショーは朝一だったのでミーシャは会場を入ったら既にリハーサルが始まってました。


Their show was first thing in the morning so by the time I got there they were already in the middle of rehearsals.


まとふバックステージno3


ヘアはとても面白くて、ズラがきれいにつけてる子もいたが、どんどん崩れてゆくというのがテーマ。なんだかカッパっぽいね。


The hair was done in these funky wigs where the first models were all perfect and clean and as the girls came out they gradually were tipped or messed up backstage. They look like the Japanese imaginary turtle-like creatures called `kappa` that live in ponds.


まとふバックステージno4


バックステージへ侵入!


まとふバックステージno5


堀内さんはモデルが滑らないように靴底に傷を入れてた。

Designer Horiuchi shows fitters how to scratch the bottom of the shoes so the models don`t slip and fall.

まとふバックステージno6


関口さんはコーディネートの最終チェックと諸注意をしていた


The other designer, Sekiguchi, tells the stylists how the outfit should be worn and to watch out for the neckline falling down due to the chain in the roll.


まとふバックステージno7


あの有名なスタイルストの長瀬哲郎さんが「コミュニケーション・ディレクター」をやっていた(・・正直、その役割がよくわからないけれど・・一応いた・・)。ショー直前に積極的にモデルさんをマッサージでリラックスさせた。


Uber stylist Tetsuro Nagase was there as director of communications, even though I wonder what the heck that job entails in this case. Communicating with models? But anyway, here he is showing that he knows how important they are to the success of the show by helping one get her relax on with a massage.


まとふバックステージno8


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私はモデルにミーハーじゃないけど、なぜかこの子のルックが超かっこいいと思って・・惚れたかも・・超かわいい!

I`m not a model-izer obsesive/sympathizer at all, but this chick looked awesome in this wig. Diggin the look like mad. And she looks mad. But you know, it was early and she has a mushroom on her head.


まとふバックステージ10

まとふバックステージ11

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The girls are laughin like "look at this fool getting her rice bowl weave adjusted"


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I love these looks. So characteristic and colorful, but very laidback and cool. The collection was based on 400-year old pottery called `oribe`

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無事に終了!


For those who want to know more, please click the photo below to be taken to my Japan Times article about the designers, their history, and this show.


ジャパンタイムズ記事


折角一時間以上インタービューをさせていただいたのに本当にほんの一部しか掲載できなかった。 なので、ここで日本語で少し公開します。 このブランドが気になる方は是非よんでください。 そしてもっと詳しくはHPまで www.matohu.com

堀内さんはデザイナーデザイナーを目指していなかったですが、なろうと思ったきっかけはなんですか?

ちょうど京都に哲学を大学院で勉強していた時に、「モードのジャポニズム展」があって、ある哲学者がファッションを哲学的に語ってて、とてもおもしろかったし、あるドキュメンタリーも上映されてたんですけど、それは山本洋司さんのものでとても印象を受けました。

何というドキュメンタリーか覚えていますか?

Wim Wenders の“Notebook on cities and clothes” というドキュメンタリーだった。

そして文化服装学院に入学しましたね。そこで二人のお出会いとブランドのきっかけを教えてください。

たまたま同じクラスだったけど、学校の初日に出会って、そして1年の夏から二人で衣装作りを始めました。その時は舞台衣装やウエディングドレスを二人で作っていましたね。

二人が同じクラスだったから出会えたというのは運命だと思いますか?それとも同じクラスじゃなくても出会ったと思いますか?

いや、運命だと思いますね。そしてその頃は自分のブランドじゃなくて、パリコレクションなどの素敵なメゾンでスタッフとして働きたいと思っただけ。

そして学校を卒業して、5年間Comme des GarconsとYohji Yamamotoので経験を得た後にロンドンに行かれましたね?

そうですね。日本以外でちょっと働いてみたいと思ったので二人でロンドンに行きました。そしたら素敵な若手デザイナーの Bora Aksuというところに入ってパタンナーとして一年弱やっていました。

向こうに行く前に、Bora Aksuのとこるに入るということはもう決まっていました?

いや、決まっていなくて、やはりコネクションで紹介してもらったりで。だからいろんなところからオファーがあって、フセイン・シャラヤンとか・・だけど結局「インターンだったらいいよ」と言われたから断った。私たちはプロフェッショナルなのでプロとして働きたかったから。Boraさんは本当にすばらしい人で、なんか・・ヒュマニティがあって、人間性もよくて。やはりファッションってみんなナーバスじゃない?いらいらしたり、ストレスの高い職業だから。でも彼はとてもリラックスして楽しんでたので、彼の影響で「あ、こういう風にしてもいいんだ!」と逆に思ったね (笑)

やはりギャルソンとヨージ社とまったく違うからとかでも?

うん、前はすごくストイックで・・たぶん世界で一番ストイックでナーバスかもしれない。そこで、わかったのは自分たちのスタイルでやってもいいと。

そして2004年にまとふのアトリエを立ち上げたと思いますが、ヨーロッパで経験を得た直後になぜ「和風」にブランドのテイストをかけようと思ったですか?

ロンドンに行く前にもう既に自分たちのブランドのヒントがあったので関係は別にしていなかったね。

まとふのブランド・テイストを教えてください

まとふの作品はハンガーにかかったら和物に見えるけど実際に着てみたら和でも洋でもない、新しいものだと、着る人はわかりますね。よく誤解されるんですけど、ジャポンズムをやりたいのではなくて、たとえば和柄は使わないし、きものの生地も使わない。そういうものじゃなくても日本人が作る美意識が表現できる物作りしたいなと思っています。コンテンポラリーなものを創るというのが一番重要だと思います。ユニセックスだし、テイストとイメージは絞ってるのですが、逆にそれが強みであり、お陰さまでとてもうまくいっています。


上記画像は(c)FRIVOLITE


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